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寒さに負けず元気に!お家でできる、冬のウイルス撃退法

1年の中でも一番風邪をひきやすいといわれている冬。特に空気が乾燥し、気温が下がる12月~3月頃は、インフルエンザウイルスやノロウイルスなど、冬特有のウイルスが活発になり、毎年多くの人が罹患しています。ウイルスは職場や外出先、学校などから家に持ち込んで家庭内感染へと広がることも多く、この時期はいつも以上にお家の中の感染対策が大切です。そこで今回は、家にウイルスを持ち込まない、広げないためのウイルス撃退法をご紹介します。手洗いうがい+αで、元気に今年の冬を乗り越えましょう。

ウイルスは、家の中のこんなところに潜んでいる

ウイルスの撃退法をご紹介する前に、家の中のどんな場所にウイルスが潜みやすいのか、見ていきましょう。ポイントは、家族みんなが触る場所です。

1.ドアのノブや手すり

言わずと知れた、ウイルスの潜在場所。玄関や部屋のドアノブはもちろんのこと階段の手すりも要注意!

2.水栓レバーや照明スイッチ

トイレや洗面所の水栓レバーや照明のスイッチなども、頻度は少なくても気を付けたいところ。

3.携帯電話やスマートフォン

外でよく触り、そのまま持ち帰る携帯電話やスマートフォンは、実は気を付けたいもの№1。せっかく手洗いしても、元の木阿弥に。

4.テレビなどリモコンのスイッチ

家族全員の飛沫が飛びやすい位置にあることが多く、使いまわしでウイルスの拡散の危険性が…。 このように、ウイルスは手から手へと移り、その手で粘膜を触る、手づかみでものを食べるなどして体内に取り込むことによって、多くの場合感染が広がるといわれています。

持ち込まない!広げない!ウイルスから家族を守ろう

帰宅時の手洗いうがいはもちろんのこと、それ以外で気を付けたい、ウイルス対策をご紹介します。

家の中に持ち込まない対策

・玄関で手とスマートフォンなどの消毒をする

玄関のノブや照明のスイッチなど、手洗いする前に触ってしまう場所へのウイルスの付着を防ぐため、家に入る直前、または入ってすぐに手の消毒をしましょう。また、除菌シートなどで携帯電話やスマートフォンなど、外出先でよく使用したものの消毒も行いましょう。

家の中で広げない対策

・家を整理整頓し、床の拭き掃除をこまめにする

細菌やウイルスは、床にたまったほこりなどに付着し広がるといわれています。ほこりがたまりにくいよう、部屋の整理整頓を心がけ、掃除機だけでなく床の拭き掃除をこまめにすることで、ウイルスを取り除くことができます。拭き掃除は、キッチンペーパーなど使い捨てのものがおすすめです。

・家族が共有する、ドアノブやレバー、照明のスイッチなどを拭き掃除する

キッチンやトイレ、洗面所といった水回りや、リビング、ダイニングなど、家族が共有する部屋のドアノブや手すり、水栓レバーなどをこまめに拭き掃除しましょう。冷蔵庫の取っ手やテレビのリモコンなども忘れずに。

・拭き掃除は、ウイルスを広げない一方向拭きで

床やテーブルの上の拭き掃除は、一方向拭きが鉄則です。行いがちな往復拭きは、逆に付着しているウイルスを広げてしまうため、気を付けましょう。

・加湿と換気を徹底してウイルスを除去

空気が乾燥すると粘膜の防御機能が低下し、ウイルスに感染しやすくなります。また、冬に流行するインフルエンザは寒冷乾燥を好むため、常に換気を行いながら湿度を50~60%程度に高めておくことで感染を防ぎやすくなります。

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