核家族化や高齢化が進み、日本では高齢者が単身で暮らす割合が増えてきています。子どもたちが遠方にいるケースも多く、ちゃんと食べているのか、事故が起きていないかなど、常に不安を抱えている人も少なくありません。そんな悩みの一助になりうると注目されているのが、「実家のデジタル化」です。
例えばガラケーからスマートフォンへの乗り換えや、見守りロボットの導入など、リモートでコミュニケーションが取れたり、見守れたりする環境を整えることが、親も子も安心して暮らせる毎日をバックアップしてくれます。そこで今回は、デジタル機能を使って、遠方の親を見守る方法をご紹介します。
デジタル化でプライバシーを守りながら、見守ることができる
これまで、さまざまな見守り家電が登場したものの、あまり普及しなかった理由の一つがプライバシー問題です。親がケガをしていないか、火事を起こしていないかなど、子どもが24時間いつでも見守れる代わりに、親は常に監視される状況が続くため、一度は設置してみるものの使用を控える人が続出していました。
でも今は、そんな問題点を解消するアイテムも続々登場し、「もしものときは助けてほしいが、自分のプライバシーはしっかり守りたい」という親の気持ちに寄り添う見守り方ができるようになってきています。それらのアイテムを使うために必要となるのが、「実家のデジタル化」です。
・Wi-Fiなどネット環境を整える
・親に適したデバイスを探す
・操作に慣れる練習を手伝う
など、スマート機器の導入には最初面倒なことも多くありますが、一度設定したり覚えたりしてしまえば、スマートフォンなどを使ったビデオ電話によるコミュニケーションやスマート機器による見守りができるようになります。
例えば、ドアの開閉を知らせるスマートセンサーや寝ている人の脈拍や体温などを知ることができるデジタル寝具といった、プライバシーを守りつつ安否確認ができるアイテムも。ビデオ電話と組み合わせれば、遠く離れていてもいつもしっかりと見守ることができます。
デジタル化拒否はこう乗り越えよう!
デジタル化の最大の難関ともいえるのが、導入拒否です。高齢者世代は、古いモノを大切にする反面、新しいものを取り入れることに難色を示すケースが多く、断念せざる負えない人も。心配する気持ちやメリットなどをしっかり伝えて理解を促しましょう。
デジタル化のメリット
・孫の顔を頻繁に見られる
・プライバシーを尊重しながら、親も子も安心して暮らせる
・スマートフォンで趣味が広がる
・格安スマホを使えば、スマートフォンも安く導入できる
など
いかがでしたか?高齢になると住み慣れた場所を離れることも難しく、子どもが田舎に帰る以外、近くで見守る手立てがないことも。そんな場合でもスマートフォンやスマート機器を使えば、プライバシーを守りながら、遠くからでも家族を見守ることができますよ。
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