4月の入園、入学に向けて、ランドセルや筆記用具、手持ちバッグや給食袋など、アイテムをそろえなければならないことはもちろんのこと、早起きや親離れの練習など、お母さん、お父さん、本当に毎日お疲れさまです。新生活は、子どもにとっても親にとっても大きなストレスがかかるもの。そこで今回は、入園や入学準備としても役立つ、子どもの自立心を育む子育て術をご紹介します。毎日の声掛けやちょっとの工夫でOK!「自分でできる!」の気持ちを一緒に育てましょう。
自立心とはどんな気持ち?
自立心とは、いうなれば「自分ひとりでも生きていくことができる強い心」です。自然界の動物のように、親の力を借りずとも身の回りのことができたり、お金を稼げたり、自分自身を楽しませることができる力のことをさします。小さな子どもたちは、今まさに毎日の暮らしの中で、この自立心を学んでいるところなのです。
子どもの自立心を細かく分けると
自発力・・・自ら進んで行動できる力
判断力・・・行動を起こす前に、その善し悪しを考えられる力
自己主張・・・自分の気持ちをウソ偽りなく、しっかりと伝えられる力
主体性・・・自分の意志や判断に基づき、責任を持って行動する力
独立性・・・他者からのコントロールの影響を受けず、自分の信念を貫く力
などに分けられます。これらの要素がバランスよく育まれていけば、おのずと自立心は養われるといわれています。
見守る心と、肯定的な声掛けで子どもの自立心はぐんと伸びる
可愛さあまってついなんでも手を貸してしまったり、イライラしてしまい子どもができることでもやってしまうことがあるかもしれません。でも、その時の少しの我慢が将来的に大きく子どもの自立心を育むとしたら、目の前の頑張る姿を応援したくなりませんか?
自立心が育たなかった子どもには、「何事も自分で判断できない」「すべてが人任せ」「失敗しても自分の非を認めない」「いつも人に流されてしまう」といった傾向があるそうです。幼い頃に自分で考え、自分で行動し、自分で責任を持ってやり切る経験を積んでこなかったことが、大きく影響しているといわれています。よかれと思ってしていたことが、子どもの成長を妨げてしまう場合もあるのです。
では、自立心を育むためにはどうすればよいのか。
それは、「見守ること」そして「肯定的な声掛けをすること」なのだとか。
例えば、
・子どもの着替えや支度を急かさず、手伝わず見守る
・子どもからの質問にすぐに答えず、一緒に考える
・子ども同士のけんかに口を出さない
・子どもができることは子どもに任せ、先回りして準備しない
・子どもの「したい!」を親の都合で否定せず、見守る
・叱るときは頭ごなしに叱らず、まず理由を聞き、共感してからなぜだめなのかをしっかり伝える
・否定的な言葉を肯定的な言葉に変える 「学校に遅れちゃうよ!→今ならまだ学校に間に合うよ!」「●●しなかったら●●できないよ!→●●したら●●できるよ!」など
指が思うように使えない子どもは、ボタン一つとめるだけでもイライラしてしまいます。でもその経験を積み重ねることが「自分でできる!」「自分でしたい!」気持ちを引き出してくれるのです。また、子どもはワクワクする気持ちが自然と行動に繋がります。何か行動を促したいとき、否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉にすることで、自発的な行動を後押しすることができます。
いかがでしたか?子どもたちの自立心を促す遊びといえば、お手伝いです。お料理やお洗濯を手伝ったり、ペットの世話や兄弟の面倒をみたりなど、ちょっと面倒に感じることもぜひお手伝いさせてあげてくださいね。「HESTA AI スマートホーム」のAIスピーカーを使えば、小さなお子様でも声一つで、カーテンをあけたり、電気をつけたり、お風呂をわかしたり、お手伝いしてもらえますよ。「HESTA AI スマートホーム」は、新築、リフォーム、現在お住まいのお家など、どんな形でも簡単に導入できます。札幌、東京、名古屋、大阪、熊本、沖縄のショールームでは、そんな一歩先ゆく、夢のような「HESTA AI スマートホーム」を体感いただけます。みなさま、ぜひ一度お越しください。