年々暑くなる日本。マイホームで快適に過ごすには、夏の暑さ対策が欠かせません。今やエアコンは必需品と言っても過言ではありませんが、エアコンだけに頼らなくても涼しくて快適な住空間を作ることができます。真夏でも涼しくて快適なマイホームを実現するためには、立地や設計にこだわることが大切。ぜひ参考にしてくださいね。
暑さを和らげる立地をチョイス!
風通しの良い場所
家そのものの風通しが良くなるような設計や構造も大事ですが、そもそもどこに家を建てるかという立地も大切なポイントです。できれば、家と家との隙間がないほどに密集している住宅街ではなく、風通しの良い場所を選ぶほうが良いでしょう。高台にあるニュータウンや海辺で広々とした住宅地など、一軒一軒の敷地が広い土地を選ぶことがおすすめです。
緑の多い場所
風通しの良さだけでなく、周辺に緑の多いエリアを選ぶと、快適度がよりアップします。どっしりとした樹木が立ち並ぶ並木道があれば、通勤や通学の際にも日陰を歩きやすく快適です。公園が近くにあるエリアであれば、公園からの風通しも良くなるでしょう。
設計段階から、暑さにバリア!
断熱材を活用しよう
風通しが良く緑の多い立地を選んだら、いよいよ設計から暑さ対策です。設計段階でできる工夫は数多くありますが、その中でも断熱材は欠かせません。とはいえ、単に断熱材を施工すればいいのではなく、厚めの断熱材を隙間なく施工することがポイントです。薄い断熱材では、せっかく施工しても効果は薄れがち。内断熱と外断熱の両方を取り入れることで断熱効果を高めるようにし、屋根や天井部分にもしっかりと施工することが大切です。
遮熱シートを活用しよう
断熱材は保温性が非常に高い建材なので、それ自体を温めないようにすることが欠かせません。断熱材を温めないためにも、遮熱シートなどで夏場の強い日差しを遮りましょう。屋根や外壁の内側に遮熱シートを施工することで、太陽光の熱を反射でき、室内への侵入を抑えることができます。
窓の作りにもこだわろう
壁や天井、屋根だけでなく、窓の暑さ対策も忘れてはいけません。導入する窓サッシや窓ガラスによって、窓の断熱性能はまったく異なります。窓に使われるサッシとガラスは、軽量で施工しやすく安価なアルミサッシと単板ガラスが一般的ですが、暑さ対策をしていない窓では、窓から入る日差しによって室内が温められてしまいます。断熱性の高い窓を採用することで、太陽熱の侵入を防ぎ、日差しによる室内温度の上昇を軽減することができます。
湿度管理でカラッと快適にしよう
暑さ対策には、湿度管理も大切です。例えば、珪藻土の壁紙などを使うことで、湿度を適切に調整することができます。水分を吸って放出する「吸放湿性」と「通気性」の高い壁紙にすることで、梅雨のジメジメとした湿気を抑え、ワンちゃん・ネコちゃんといったペットの臭い対策にもなります。
まとめ
いかがでしたか。ヘスタホームでは、夏の暑さ対策に欠かせない設計のコツを豊富に蓄積しています。断熱材や調湿性に優れた建材も、数多く取り揃えています。札幌、東京、名古屋、大阪、熊本、沖縄にショールームがありますので、ぜひお気軽にお越しくださいね。