日当たりの良い立地に、お庭付きのマイホーム。夢見ていた憧れの暮らしの中に、グリーンカーテンを取り入れてみませんか。グリーンカーテンとは、ゴーヤや朝顔といった植物をマイホームの窓の外側で育てて作る日除け対策のこと。SDGsに代表されるように温暖化対策や省エネが注目される中、グリーンカーテンにも期待が高まっています。ここでは、楽しくグリーンカーテンに取り組むコツをご紹介します。
グリーンカーテンとは
グリーンカーテンに使われるのは、ゴーヤや朝顔といった主につる性の植物です。マイホームの窓の外側や壁面に張り巡らせたネットに、植物のつるを這わせることでカーテンのような覆いを作ります。暑い日差しが窓から室内に入り込むのを防いだり和らげたりすることができ、室温の上昇を抑えてくれます。風で葉がなびく様子を見ると、それだけでも涼しさを感じるはず。植物の緑色にもきっと癒されるでしょう。
グリーンカーテンのチカラ
しっかりと葉が生い茂ったグリーンカーテンは、窓から室内に入り込む日射しの熱エネルギーを、なんと約8割も抑えてくれる遮蔽効果があります。その上、葉っぱの蒸散作用で、放射熱を抑えることもできるのです。植物が水を吸い上げ、葉から水分を蒸散させる際に気化熱を奪うことで、葉の温度上昇や室内への放射熱を抑えてくれます。 さらに、グリーンカーテンで家のまわりをおおうことで、表面温度の上昇を抑えることもできます。太陽からの強い日射しを受けて地面や壁などが温められると、放出熱により、室温以上に体感温度が上昇してしまいます。グリーンカーテンで広範囲の日差しを遮ることで、放射熱の発生と侵入を抑えることができるのです。
植物を育てる楽しみも感じながら、日差し対策を
ネットの張り方のポイント
なるべく陽が当たって風通しが良く、ネットを固定できる場所を選びます。お庭がある場合はお庭に苗を直接植えてもいいですし、プランターに植えて育てるやり方もおすすめです。場所を決めたら、園芸用ネットをお庭やプランターからマイホームの壁面に、ピンと張ります。風などで動かないように、支柱やロープでしっかり固定することがポイントです。窓だけでなく、周囲の壁や地面にも日陰を作れるように設置しましょう。
好きな植物を育てよう
グリーンカーテンを作るには、つる性の植物が最適なので、ゴーヤや朝顔が人気です。特にゴーヤはしっかり育てることで、収穫して食べる楽しみがあります。自分たちで育てた採れたて野菜の味は格別です。 朝顔はお子さんの学校の課題で育てることもあり、一緒に成長を見守る楽しみがあります。キレイな花が咲けば、見ているだけで癒されるでしょう。食卓や玄関に飾って愛でることもできます。
まとめ
いかがでしたか。ヘスタホームでは、マイホームでの快適な暮らしを応援しています。お庭の活用方法や窓の設計、間取りなど、経験豊富なプランナーがしっかりアドバイスいたします。札幌、東京、名古屋、大阪、熊本、沖縄にショールームがありますので、ぜひお気軽にお越しくださいね。