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カーボンニュートラルに役立つ木造住宅

昨今、地球温暖化の危険性が叫ばれており、いよいよ地球環境を維持するために私達一人ひとりにできることを考え実行すべき時がきています。人生のうち、最も大きな買い物と言われる「家」の購入において、実は木造建築を選ぶことで地球温暖化のための大きな対策を私達ができる、というお話を今回はさせていただきます。

地球の未来を救う「木造住宅」という選択

地球環境保護のために、私たちは何ができるのでしょうか。

家の購入を考えている方におすすめしたいのは「木造で新築住宅を建てる」という選択です。日本は古くから木造建築が多く、日本の季節に合っているのは言うまでもありませんが、「木造住宅で新築戸建てを建てる」という選択は、地球環境保護に大きく役立つことができます。

木造住宅は「炭素の貯蔵庫」

ご存知のように、樹木は、数十年〜数百年、数千年もかけて成長します。樹木が生きているうちは、光合成によって大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収してぐんぐん成長します。樹木が伐採されて、木材や木製品になっても、実は二酸化炭素は大気中に放出されることはなく、その木材の中に炭素が固定されたままでいてくれます。燃やさない限り炭素はその中に固定されるので、木材は「炭素の貯蔵庫」とも呼ばれることがあるそうです。

木造一戸建て住宅で14トンの二酸化炭素を固定

一般的な木造建築で一戸あたりおおよそ約4トンの炭素を固定しているそうです。酸素と結合すると二酸化炭素になることから、これを二酸化炭素量に換算すると、一般的な木造住宅1戸により、大気中の二酸化炭素は14トンも固定していると考えられます。

コツコツと地球温暖化のための活動を続けていくのは気が遠くなりますが、住宅を購入する際に木造住宅を選ぶだけで、14トンもの二酸化炭素を大気中から削減できるなんて、地球の未来に役立つとても意義ある選択になりますね。

木造住宅プラス木造家具でさらに酸素固定に貢献

木造住宅で木造の家具を使うようにすると、木造住宅と同様に、家具の木材によって、さらに炭素固定に役立ち、地球上の二酸化炭素削減につながります。木のぬくもりは優しく、家族の憩いの場にぴったりです。木の優しさに触れながら過ごす毎日を創造するだけでもワクワクしてしまいますね。

森林認定制度の認定木材を選ぶのもおすすめ!

森林認定制度とは

「森林認証制度」は、ご存知ですか?20世紀後半頃から、先進国の間で木材の価格競争が激化することにより、熱帯雨林が破壊され、動物たちの住処を奪い、地球環境を悪化させ、数々の自然災害の原因となってきました。「森林認証制度」は、このような不当な森林破壊を食い止めて、再び自然豊かな地球に戻すために策定された国際的な認証制度です。

この森林認証は、適切な管理が行われている森林やその森林が持続可能な経営をしている企業に与えられ、その森林から切り出した木材やその企業で生産、加工した木製品は認証機関ごとの独自マークをつけて販売されています。

森林認定制度の種類

森林認証には、森林を対象としたFM認証(森林管理)や、木材の流通・加工業者を対象とした CoC認証(流通・加工)などがあります。このような認証を取得した木材や木製品を使うことも、私たちができる地球を守るための行動の一つ。私たちの選択が、持続的な森林経営の支援につながります。

まとめ

いかがでしたか?

地球環境守る取り組み、そして持続可能な社会を目指す取り組みは、企業や団体にしかできないことのように感じますが、私たち一個人でも地球環境保全に寄与することができます。私達は消費者として、様々なものを購入するという選択権を持っています。へスタホームでは札幌、東京、名古屋、大阪、熊本、沖縄のショールームで様々な木造住宅のプランニングアドバイスを行っています。豊富な事例をもとに、地球環境保護に役立つ心地よい木造注文住宅のアイデアをご提案いたします。