以前の記事でフローリングについてご説明しましたが、言うまでもなく、床の材質は実に豊富です。フローリングだけでもさまざまな種類がありますが、今回はさらに別の材質にフォーカスをあて、あまり聞き馴染みのない「クッションフロア」についてご紹介していきます。
クッションフロアって?
フローリングに比べてクッションフロアという材質はあまり聞き覚えがないかもしれませんが、実際その床を確かめると馴染みがある、と思う方は多いかと思います。
クッションフロアとは塩化ビニールでできた床材のことで、その名の通りクッション性のある素材です。そのため、踏むと柔らかく、弾力性を感じる床材となっています。
クッションフロアは板ではなく、シートのように扱うことができるため、木目やタイル、大理石など幅広いデザインを可能としています。扱いやすいため、DIY用に簡単施工できるシートタイプも多く流通しているのが特徴です。
キッチンやトイレにオススメ
クッションフロアは塩化ビニールでできているため、水を弾く(撥水性)材質となっています。そのため、床に水がこぼれてもシミになりにくく、拭き取ればすぐに乾くのが特徴です。
この特性を活かせる場所は、やはりキッチンやトイレといった水回りでしょう。特にキッチンなどは食材や油汚れが飛び散りやすいので、お手入れも簡単なクッションフロアが特にオススメといえます。
実際、水回りの床に導入されていることが多く、名前に聞き覚えはないけど踏んでみて「トイレの床だ」「キッチンの床だ」となる方は多いかと思います。
重い家具を置く部屋には不向き
クッションフロアは弾力性があって柔らかく、小さいお子さんがいるご家庭であれば子ども部屋に、と思われるかもしれません。
しかし柔らかいということは、すぐに凹みやすいということ。そのため重たい家具を置く部屋に敷くと凹みがすぐに付くため、あまりオススメはできません。
ただ、前述したように、クッションフロアはDIY用に簡単に敷けるシートタイプのものが多く流通しています。
そのため、お子さんが小さいときは子ども部屋の床にシートタイプのクッションフロアを敷き、お子さんが大きくなればそれを撤去する、というのも一つの手段でしょう。
いかがでしたか?
クッションフロアもさまざまな種類がありますので、ぜひこだわってマイホームを建てたい!と言う方は、ぜひプロのアドバイスをご活用ください。
ヘスタホームでは、マイホーム建設のご相談も随時受け付けており、札幌、東京、名古屋、大阪、熊本、沖縄にショールームがございます。マイホーム建設をご検討の方はもちろんのこと、ちょっと興味がある、という方も、ぜひお気軽にヘスタホームにご相談ください。