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防犯対策から見た住まいづくり~自転車編~

家は何よりの休息の場ですから、安心して過ごすためには防犯対策も重要です。空き巣なども気になりますが、以外と失念しがちなのが家の敷地内だけども家の「外」にある自転車の窃盗被害。家の中の防犯はもちろんですが、家の外に置いている私物の盗難対策もしっかり行い、安心の住まいづくりを行っていきましょう。

自転車の盗難は増加傾向

警察庁が発表した「令和4年の刑法犯に関する統計資料」によると「自転車盗」は令和3年度に比べ増加傾向にあります。そして、自転車の盗難が最も発生している場所は何と「住居」。自転車の盗難は駐輪場や街頭というイメージが大きいかもしれませんが、住居の敷地内に置かれている高級そうな自転車が狙われるケースは少なくないのです。

家の敷地内にあっても、鍵が掛かっていない自転車はもちろん、死角になりがちな場所に置かれている自転車というのは盗まれやすいものです。自転車が趣味の方や、通勤・通学に自転車を多用される方は、家づくりの時から自転車置き場には気をつけていきましょう。

自転車盗難に強い住まいづくり

自転車の盗難に際し、カギが掛かっているか掛かっていないかは非常に重要なポイントです。ですが、カギが掛かっていても盗難に合うケースもあります。その際重要なのが「自転車の保管場所」です。

土間玄関に保管

土間とは、土足で歩ける住宅内の区画のことであり、伝統的な日本家屋では、玄関や台所がそのようなスペースになっていました。現在も土間玄関をつくり、自転車やバイクを保管するスペースとして活用する事例は良く見られます。

「令和4年の刑法犯に関する統計資料」でも、200万円未満の自転車と、300万円以上の自転車の盗難件数はともに2000件以上と、高級な自転車は目を付けられやすいことがわかっています。ぜひ大切な自転車は、外で管理することなく屋内での管理をオススメします。

そういう点では、お車と一緒にシャッター付きのガレージに保管するのも有効な手段と言えるでしょう。

フェンスや柵に固定

自転車にだけカギを掛け、チェーンを付けても自転車ごと持ち去られる可能性があります。そこで有効なのが、地面にしっかり固定された柵やフェンスに自転車をチェーンでつなぎ、しっかりロックすることで、持ち去りにくくすることです。ただ、他のご自宅のフェンスやガードレールといった公共物に固定することは違法ですので、できればご自宅の防犯も兼ねて、家の周りや玄関前に、フェンスや柵を設置することもご検討下さい。

防犯対策も踏まえた住まいづくりもヘスタホームにご相談ください

ヘスタホームではマイホーム建設のご相談も随時受け付けております。防犯対策はもちろんのこと、幅広いご要望にお応えすることが可能ですので、住まいづくりに興味がある方は、ぜひお気軽にヘスタホームにご相談ください。

参考:警察庁 令和4年の刑法犯に関する統計資料