マイホームを建てるにあたり、「防災」対策は大変重要です。住み続けられる家づくり、という視点で、耐震、耐火構造はもちろんのこと、停電や断水といった災害後の生活拠点としての「家づくり」も考える必要があるでしょう。
天災の多い日本だからこそ、必要となるのが「フェーズフリー」という非常事態でも活用できるものづくりの考え方。ぜひより良い家づくりに生かしていきましょう。
地震による家の倒壊など、地震に強い家づくりについては下記の記事に紹介しておりますので、合わせてご覧下さい。
日頃からパントリーに備蓄を
災害後、もし家が大丈夫でも、ライフラインや物流、いつも買い物しているスーパーやコンビニなども、復旧までは時間を要することがあります。その間の配給も満足いく量とは限りません。
そのため、食料や飲料水については、普段から最低3日分の備蓄を用意しておくと安心です。
ただ、この量の水や食料品となると、かなりの場所が必要となります。キッチン付近に食品などを収納するスペースである「パントリー」を設置しておくと備蓄もしやすいでしょう。
最近は「フェーズフリー」といって、身のまわりにあるモノやサービスを、日常時も非常時にも役立つようにデザインしようという考え方が浸透しつつあります。パントリーもまさに、日用品の倉庫にもなるため、「わざわざ」感も少なく活用できます。
備蓄はどれだけあっても困りませんから、ぜひパントリーの設置はご検討ください。
貯水タンクを
また飲み水以外にも、お風呂やトイレにも水は必要です。特にトイレは断水や節水が必要となった場合流すことができなくなり、衛生にも悪影響を及ぼします。
お風呂の水を事前に溜めておくのも有効ですが、咄嗟の事態では難しい場合もあり、その際役立つのが、日常の延長線上で非常時の用意もできる、いわゆる「ながら貯水」ができる設備。現在は貯水機能付きの配水管や、ガスを利用して発電する際に一緒に給湯もできる「家庭用燃料電池」などがあります。飲み水としての活用は難しいですが、前述したトイレを流すなど雑用水としての活用が可能ですので、ぜひご検討ください。
ヘスタホームにご相談ください
ヘスタホームでは防災力の高いマイホーム建設のご相談も随時受け付けております。そのほかにも幅広いご要望にお応えすることが可能ですので、家づくりに興味がある方は、ぜひお気軽にヘスタホームにご相談ください。