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住み続けられる家づくり~住宅火災に気をつけよう~

冬は乾燥しがちなうえ、暖房器具の使用など火災が発生しやすい季節として知られています。マイホームは決して安くない買い物ですから、できるだけ長く住み続けたいですよね。そのためにも、家づくりに「防災」の視点を取り入れることは非常に大切です。台風や地震といった天災への備えも大切ですが、日常生活のひょんなことから発生する「火災」対策もしっかりと行っていきましょう。

昨今の火災状況

令和4年消防白書によると、令和3(2021)年の出火件数は3万 5,222 件。これは1日当たり96件の火災が発生した計算になります。出火場所で最も多かったのが「建物火災」で、およそ55%。そしていたましいことに、この建物火災で死亡した方々の90%がいわゆる「住宅」での火災で亡くなられたことが分かっています。

やはり家づくりにおいて、長く住み続けられる家づくりはもちろんのこと、命を守るための視点も必要ということが良く分かります。

火災の発生源は?

また住宅火災の発火源で、最も多かったのが「たばこ」、次いで「ストーブ」や配線といった「電気器具」です。冬期に火災が多いのは統計的にも明らかになっており、特に暖房を良く使用するため、ストーブはもちろん、電気器具からの出火も多く見られています。それに加え、死亡率が高いのは、やはり就寝時間帯である「0時~6時」。単純な「火」だけではなく、電気器具からも出火の可能性があることをきちんと考慮しておきましょう。

住宅用火災警報器の設置は義務です

火の元はまだしも、電気関連の出火は日頃から気をつけようとしても中々わかりにくいもの。特に違う部屋で火災が発生すれば、火の手が大きくなるまで気付けない、ということもありえるほか、就寝中であれば眠ったまま一酸化炭素中毒で死に至るケースもあります。それを防ぐ為、2004年に住宅用火災警報器(火災報知器)を設置が義務になりました。火災報知器はほぼ電池式ですので、定期的に点検ボタンを押し作動確認を行いましょう。

燃え広がりにくい構造を

一般木造や鉄骨造などの軸組構造の住宅の場合、壁の裏側や屋根裏がつながっているため、火災が発生した場合、これが通り道となって火が燃え広がってしまいます。

そのためヘスタ大倉では、床や壁の構造材が、火や煙、空気の流れを遮断する防火シャッターの役割を果たすファイヤーストップ構造で施工。万が一室内で火災が発生しても、上下階間や各居室間に火が燃え広がりにくい構造になっているため、火災報知器で検出した火災に迅速に対応することが可能です。

安全な住まいづくりもヘスタ大倉にお任せ

近年天災で安全な住まいが脅かされています。ヘスタ大倉ではショールームもあり、防災含めさまざまな疑問に実際の家を見ていただきながらお答えすることが可能です。ご不明な点などございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

参考:令和4年版 消防白書(PDF版)