マイホームをオール電化にするべきか、それともガスや他のエネルギーも併用するべきか。住宅づくりで悩みがちなポイントです。経済的なイメージがあるオール電化ですが、決して万能ではありません。ガスなどを熱源とした給湯器の中にも、経済性に優れたモデルが多くあり、ライフスタイルによってはお得に使えるケースも多々あります。そこで今回は、給湯器にフォーカスを当てて、どんな種類があるのかを紹介してみます。マイホームづくりの参考に、ぜひしてみてください。
後悔しない家庭のエネルギー選び
家庭で使用するエネルギー源の代表格は、電気、ガス、灯油の3つ。薪ストーブなどを使っている家庭もあるとは思いますが、供給のしやすさという点を考慮すると、上記に挙げた3つを使うのが一般的と言えるでしょう。中でも、主流になりつつあるのが、オール電化の住宅。電力会社や契約内容にもよりますが、夜間や平日の電気料金が安い時間帯にお湯を沸かして熱源とする点で、コストメリットに優れています。ですが、逆に言うと、日中に家にいることが多かったり、土日は出かけていることが多い場合は、高い電気料金を負担することになります。安易にオール電化にするのではなく、電気と併せてガスや灯油を上手く活用する方が、エネルギーコストを削減できるケースがあります。ライフスタイルに合ったエネルギー選びが大切です。
家庭で消費するエネルギーの3割を占める給湯
家庭では、冷蔵庫や照明、冷暖房やその他の家電製品などで、多くのエネルギーを消費していますが、全消費量のうちおよそ3割を占めているのが給湯です。さらに冬場になるとお湯を沸かす際に多くの熱源が必要となるため、より割合が増えてしまいます。毎月の光熱費を安く抑える上で、給湯に使うエネルギーコストを見直すことがとても大きな意味を持ちます。
電気だけじゃない省エネに優れた給湯器
給湯器は、およそ5つの種類に区分することができます。
電気温水器
電気を熱源とするのが、電気温水器です。電気料金が割安な深夜の時間帯にヒーターでお湯を沸かし、貯湯タンクに貯めて使います。オール電化の住宅で普及している方式で、うまく利用すれば光熱費を抑えられる点がメリットです。
ガス給湯器
ガスを熱源にするのが、ガス給湯器です。配管の中を流れる水をガスバーナーで加熱して供給する仕組み。お湯を使いたい時に、必要な量をすぐに使える点が最大のメリットです。一般的な家庭用ガス給湯器では、1台で浴室、キッチン、洗面所など家中の給湯をまかなっています。
石油給湯器
電気やガスではなく灯油を熱源にしているタイプ。灯油を燃やして配管内の水を加熱するシンプルな構造です。比較的安い灯油が熱源であるため、ランニングコストに優れていますが、石油を貯蔵しておくオイルタンクが必要です。設置するには、オイルタンクのスペースを確保しなければなりません。
省エネ給湯器
ガス給湯器に代わって、より熱効率に優れた省エネ給湯器が人気を集めています。コスト面で優れているだけでなく、環境性能にも優れているのが大きなメリット。代表的なのが「エコジョーズ」と「エネファーム」です。「エコジョーズ」は、排熱を回収して利用することで、熱効率を大幅に向上させる仕組み。ガスの使用量を15%ほども抑えることができます。「エネファーム」は、ガスで給湯すると同時に、電気も作れる点が最大の特徴です。発電の際に生じた熱でお湯を沸かす仕組みが採用されています。
ハイブリッド給湯器
ガスと電気を切り替えながら給湯するのがハイブリッド給湯器です。条件に応じた熱源の利用で、効率的に給湯で、使い分けを上手くすることで、ランニングコストを大きく削減できる可能性があります。また、災害に強いのもメリット。ガスと電気のいずれかの供給が止まった際にも給湯できる点が優れています。
住宅環境やライフスタイルに合ったエネルギー選び
いろんな種類がある給湯器ですが、それぞれにメリットとデメリットがあり、一概にどれが良いとは言い切れません。大切なのは、使い方やライフスタイルに最適な種類を選ぶこと。給湯器選びを含めて、省エネ性や環境性に優れた熱源選びに関しても、ぜひ住宅づくりのプロに相談しましょう。ヘスタホームでは、お客様のニーズに合ったマイホームづくりのお手伝いをしていますので、いつでもお気軽にご相談ください。