リビングは家族が集まる大切な場所であり、家の中で最もリラックスして過ごしたい場所でもあります。まさに生活の中心になるリビングですが、どれぐらいの広さにすればいいのでしょうか。広すぎると空調効率が悪くなったり、他の部屋の広さが足りなくなったりと、いろいろと問題が出てきてしまいます。そんなリビングの広さとレイアウトを決める基本的な考え方を解説します。
どれぐらいの広さがあればくつろげる?
注文住宅などの一戸建ての場合、延べ床面積が100㎡(約30坪)であれば、リビングの広さは最大で20畳まで広くできます。しかし、家全体の部屋数やその広さを考慮して設計するならば、12~16畳が相場です。さらに、LDKタイプにするならば、この広さに4~4.5畳分のキッチンスペースが加わります。アイランドキッチンにするならば、16~20畳の中でキッチンスペースを確保する必要があり、リビングの広さは他の部屋との面積の取り合い、そしてキッチンタイプによっても左右されると言えるでしょう。
天井の高さがリビングの印象を変える
広さだけにこだわっていると、リビングの快適性が損なわれる点にも注意しましょう。気を付けるべきポイントの1つが、天井の高さ。普段はあまり意識しない天井ですが、リビングの印象を大きく変える重要な要素でもあります。一般的な住宅の天井高さは、2400~2500mmですが、わずか50mm高くするだけでも開放感が大きく変わります。さらに、吹き抜けにしたり、一部分だけ天井を低くしてアクセントを付けるなどすることで、一気に雰囲気が変わるので、ぜひ天井高さにこだわってみてください。
リビングレイアウトの一例
次に考えたいのが、リビングのレイアウト。キッチンを対面式にするのか、アイランド式にするのか、さらにはリビングそのものをL字型にするのか、ダイニングを別スペースに設けるセパレート型にするのか。それぞれに特徴があります。
カウンターキッチンがあるリビング
キッチンの広さ約4~4.5畳分が必要となりますが、リビングを最も広く使えるレイアウト。縦に長いI型のLDKは、使い勝手にも優れています。
カウンターキッチンがあるリビング
リビングスペースの中にキッチンが含まれるため、ある程度の広さを確保できる場合に有効なレイアウトです。さらに、キッチン周りの動線に余裕を持たせるには、周囲に90cmほどの通路スペースを設けるのがベスト。
L型キッチン
リビングとキッチンの一体感を保ちながらも、ある程度の独立性を持たせるのがL型の特徴。オープンなI型と比較すると、スペースの使い分けをしやすいレイアウトと言えます。
セパレート型
やや変則的な形になりますが、リビングとキッチンを同一の空間としながらも、それぞれの3面を独立した壁で囲うような格好にするのがセパレート型。双方の行き来や導線には制限がありますが、「食事をする場所」と「くつろぐ場所」に区切れるのがメリットです。
こんな工夫でもリビングを広く感じられる
家具の配置や高さの統一によって、リビングを広く感じる効果が期待できます。設計段階で検討していただきたいのが、収納スペースの確保。モノが片付いているだけでも、リビングが広々と使えるようになるのでおすすめです。さらに考えたいのが、家具に統一性を持たせること。色合いやデザインを揃えるのはもちろん、高さも均一にすることで、無駄のない空間が生まれ、開放感が得られます。
小さな工夫でもリビングスペースを有効に使える
上記のほかにも、大きな荷物と小さな荷物を分けて収納するスペースを設けたり、見せる収納を取り入れたり。家具の高さを意図的に低くそろえるなど、ちょっとした工夫でリビングを広く使えるようになります。こうした工夫は、豊富な施工実績と事例を持つマイホームづくりのプロの意見を参考にしてみてください。ヘスタホームでは、お客様のご要望に応じたアドバイスで、納得できる住まいづくりをお手伝いしています。ぜひお気軽にご希望をお伝えください。