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作り手のこだわりが詰まった一品!アンティーク家具が似合う家づくり

新しいモノにはない不思議な魅力で人気を集めているアンティーク家具。質実剛健で実用性に優れた「イギリスアンティーク」や流麗で華やかなデザインが目を惹く「フランスアンティーク」など、作られた地域や時代によっていろんな特徴を持つ点も魅力の一つ。アンティーク家具が似合うマイホームで、ちょっと贅沢な暮らしを送ってみませんか?

アンティーク家具とビンテージ家具の違いとは

アンティーク家具と混同されがちなものに、ビンテージ家具があります。どちらも歴史ある古い家具ですが、実はそれぞれに明確な定義があるのをご存じでしょうか。一般的にアンティーク家具は、製造から100年以上が経過したものを差し、希少性が高く美術的な価値も認められています。一方、ビンテージ家具は製造から20~100年未満のものを言います。時代を反映した独自のデザイン性に優れていると同時に、実用的な造りになっている点が特徴です。

量産品にはない味わい深いが魅力

アンティーク家具もビンテージ家具も、いずれも大量生産が主流になる以前に作られたものが多く、ハンドメイドならではの深い味わいと、経年変化に伴う木の風合いや色つやが楽しめます。特にアンティーク家具は、職人の手作業による精巧な彫刻や装飾に芸術的、美術的な価値があり、作品として扱われるケースが多々あります。一方のビンテージ家具の造りはやや異なっており、シンプルで機能性に優れたデザインが多いのが特徴。北欧スタイルなどが有名で、長く使い続けることで、深い愛着がわいていきます。

地域や時代を反映したアンティーク家具の分類

アンティーク家具にもいろんな種類があり、製造された国や地域、また時代や様式によって区分されます。代表的な様式として挙げられるのが、イギリスアンティークの「ゴシック様式」「クイーン・アン様式」「ヴィクトリアン様式」の3つ。「ゴシック様式」は、教会の建築様式の影響を受けた宗教的な意味合いも持つもので、重厚感がありつつ厳格なデザインが魅力です。一方、優美な曲線が美しい「クイーン・アン様式」では、粘りがあって曲線的デザインが加工しやすいウォルナット材がよく使われました。また、装飾が豊富で豪華なデザインで目を惹くのが「ヴィクトリアン様式」。イギリス産業革命を受けて大量生産が可能になったことから、多種多様な様式が混在するようになった時代を反映しています。

北欧を中心に発展したアンティーク家具

家具を製造する技術がとりわけ発展したのが、北欧です。長い冬を家の中で過ごすことが多いため、家具や食器など幅広くインテリア製造の技術やカルチャーが発達しました。シンプルで機能性に富んだデザインですが、どこか温かみを感じる造りが魅力です。「新しい芸術」という意味を持つ「アール・ヌーヴォー」は、花や植物、昆虫などをモチーフにした有機的なデザインが特徴です。一方、20世紀初頭に生まれた「アール・デコ」は、直線的で幾何学模様などを多用した様式。モダンで都会的なスタイルになっています。

アンティーク家具が映える住宅デザインとは

アンティーク家具を取り入れた住宅づくりでは、何を主役にするかを最初に決めると良いでしょう。空間の中心となる家具を一つに絞り込み、他の家具はあえてシンプルで控えめなデザインで統一すると、全体的なまとまりが生まれます。また、照明に工夫を加えるのも効果的なテクニック。温かみのある色調で揃えて、スタンドランプやシャンデリアで幻想的な雰囲気を演出すると、家具の魅力がより一層引き立ちます。他には、床材や壁の素材に天然由来のものを選ぶとよくマッチします。無垢材や漆喰を活用したデザインを取り入れてみましょう。素材感を合わせると心地の良さが生まれ、愛着が持てるマイホームに仕上がるはずです。

インテリアにこだわったマイホームづくりをお手伝い

ヘスタホームでは、お客様の希望に応じたマイホームづくりを幅広くお手伝いしています。現代的な機能や間取りでありつつ、アンティーク家具やビンテージ家具が際立つ空間づくりに関しても、豊富なノウハウと実績を持っています。きっと好みの住まいを見つけていただけると思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。