部屋を効率的に暖めるには、いくつかのポイントがあります。例えば、部屋の大きさにあった暖房機器を使うこともその一つですが、逆に部屋を暖まりやすい環境に整えておくことで、最小限の暖房でも快適に過ごすことができるのです。そこで今回は、熱を逃さず暖房効率がぐんと上がる、暖かい部屋のつくり方をご紹介します。暖房の省エネは、大きな節約にも。本格的な寒さが来る前にしっかり準備して、お部屋もお財布も、あったかい冬を過ごしませんか?
カーテンを厚手のものに変える
外気が入り込みやすい場所といえば、窓。実は、せっかく温めた暖房熱の58%が窓から逃げているというデータもあるのだそうです。冷気で冷えたガラス窓に室内の空気が触れないよう、窓と部屋の間を厚手のカーテンでしっかりシャットダウン。断熱カーテンを使えば、さらに暖房熱の流出を防ぐことができます。
床にラグや絨毯を敷く
窓と同じように、床からの冷気も部屋の暖房熱を奪います。さらに、足元が寒いと体感温度がぐっと下がり、冷えのぼせの原因にも。ラグや絨毯、マットなどをソファの下やダイニングテーブルの下、キッチンの床など、長時間いる場所に敷くだけでも、ぐっと暖かく感じられます。
湿度を上げる
同じ温度でも湿度の違いで体感温度が異なることをご存知でしょうか?空気が乾燥していると皮膚から水分が蒸発して気化熱を奪い、体温は低下します。逆に、湿度が上がると体からの水分の蒸発が抑えられ暖かく感じるのだそうです。人にも住まいにも丁度良いといわれている湿度は、40~60%。暖かく感じるだけでなく、湿度が50%をこえるとインフルエンザなどウイルスの感染予防にもなるため、しっかり加湿しましょう。
空気を循環させる
暖かい空気は、部屋の上部にたまりがちです。そのため、サーキュレーターなどを使い空気を循環させることで、効率よく部屋を暖めることができます。エアコンの吹き出し口を足元に向けることも忘れずに。
インテリアやファブリックも暖色を選ぶ
視覚による体感温度の違いを調べた研究によると、赤色は体感温度を3度上げ、逆に青色は2度下げるのだそうです。さらに、赤、オレンジ、黄などの暖色系は交感神経に作用して、血流をよくし体温を上げるといわれています。衣類やカーテン、インテリアなどを暖色系に変えて、視覚的にも暖かなお部屋をつくりましょう。
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